幼なじみの礼二とすみれは、抠逼通う高校も同じで、抠逼通学の行き帰りも一緒のことが多い。いつものように二人が歩いていると、紅子が自転車ごと倒れているのに遭遇する。礼二に助けられ胸キュンの紅子。二人の様子が気になるすみれ。礼二とすみれは互いに思い合っていたが、すれ違いばかりを繰り返し、想いを告げぬまま卒業してしまった。紅子は同棲中の彼氏から突然別の女とデキ婚するから出て行けと言われ、帰る場所を失い姉夫婦を訪ねる。姉・碧と夫・慎介は理髪店を営んでいた。安定した職業に就かず、男関係の揉め事ばかりの紅子を見守ってきた碧。近くに畑を持っているので、居候するなら一緒に働けと、紅子を連れ出す。文句を言いながらも手伝っていた紅子は、慎介に買い物を頼まれコンビニへ向かう。そこへ、紅子の姿に気づいた礼二が車を横付けし声を掛けてきた。礼二は地方の職場へ就職したが、母が亡くなり父の家業を手伝うため戻っていた。礼二も結婚しておらず、紅子は近いうちに遊びに行くと約束した。さっそく紅子は礼二の家を訪れた。家の大黒柱・賢二は、彼は畑仕事に出ていると言い、戻るまで待たせてもらうことになった。礼二は帰宅途中、バッタリとすみれに会った…